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競馬ノート 立朗理論 忍者ブログ
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「6タイプ」に秘められた無限の可能性

無限の可能性

 話は戻って、まずは先に挙げた「タイプ」の部分。ここをキモにするのが一番わかりやすということで、立朗、木下、O、筆者で密談の上、便宜上6つに分類して提示した(下の表参照)。ただしいっておくが、実際にはこんなに明確には分けられない。あくまで「便宜上」。ただ、こう考えると入りやすい、ということだ。

 説明すると、先に出てくるアルファベットは大体のペースを示すもので、Sはスロー、Hはハイ、Mは平均を表している。後のアルファベットは脚質を示し、Lは先行馬(Leader)、Sは差し馬(Sticker/編集部の造語)の頭文字を取ったものである。

 以下の説明では、この強引な「タイプ分け」に対し、立朗に無理にお願いして書いてもらった「タイプのイメージ」を合わせて書き入れておく。繰り返すが、立朗自身が、このように分けているわけでないので、「あえて言葉で説明すると、こういうのでは・・・・・・」というレベル。「タイプ分け」は編集部が読者に説明するため便宜上そうしただけなので、注意深く読み取っていただきたい。では以下説明。

●「H―L」タイプ

 立朗曰く「前半から速めで中間も緩みがなく、上がりがかかるペースでくるタイプ。瞬発力のない先行馬が得意とする。あえてG1馬でイメージすると、ステイゴールド、オフサイドトラップ。このタイプは、中間で緩みがあり、上がりが速い競馬では脆い。」 ごくごく簡単にいうと、「ハイペースで先行していいタイプ」といったところか。

●「S―L」タイプ

 立朗曰く「ゆったり先行して上がりの速いレースに持ち込むタイプ。後続の馬は上がりタイムの限界になって差せずという展開が多くなる。競られたりして、ペースが上がるときつくなる。」 我々的にはいわゆる「スローで先行していいタイプ」か。ファンが普段漠然と狙っているタイプの典型だろう。

●「H―S」タイプ

 立朗曰く「速いペースで上がりがかかる競馬で差して来るタイプ。速い上がりは出せないタイプ。前がバテて、展開の助けも必要となる条件馬に多い。あえてG1馬でイメージするなら、ヒシミナクルでしょうか」。 我々的には、いわゆる「ハイペースの差し馬」といったところか。まあこれも、典型だ。

●「S―S」タイプ

 立朗曰く「スローで団子のような状態から、上がりだけで勝負する瞬発力のあるタイプ。速いペースで追走に足を使わされると脆い」。我々的には「スローの差し馬」?

 以上、読者の方は、とりあえずこの4タイプのイメージを、頭の中で育てていただきたい。

 わかりやすところで画期的なのは、「H-L」タイプと「S-S」の存在だろう。このタイプは、普通に馬券を買ってるファンでも、なんとなく存在することは気づいているだろうが、ここまで明言されると、いまさらながら新鮮。

 残りの「M―L」タイプと「M―S」タイプは、認定が非常に難しいので、これは次号以降で詳しく取り上げる。実は、この「イメージしにくい微妙なタイプを、ラップで厳密にあぶり出せる」のが、立朗の理論の真骨頂ではないかと筆者は踏んでいる。力が拮抗するダートの条件戦で威力を発揮するも、このためではないかとも。だがとりあえず今回は、まず簡単なこの4つのタイプを覚えていただこう。

 最後に、この理論の可能性について。例えば、「1つのレースに同じ脚質の馬が多くて困った」なんて心配もない。今までは、「逃げ馬がいっぱいいたらハイペースになる」と読んで単純に差し馬を買い、結局は先行馬同士で決まったなんてことを繰り返していた方も多いのではないか。しかしこの理論を覚えたならば、その「先行馬勢から、そのハイペースに強い馬を選択する」という新たな軸馬探しも可能。逆に「人気でも確実に消せる馬」もあぶりだせる。さらにはこれまで以上の厳密な展開予想も実現し、予想のレベルが格段にアップするだろう。狙い澄ませば、それこそ億千万の払い戻しも可能かもしれない。その小さな手がかりは、これまでの立朗、木下、Oの馬券が少なからず示しているはずだ。

 誌面の関係上、今回はラップの持つ重要性と、そのキモとなるタイプを説明するに留まった。だが、本番はこれから。次号以降、大きな可能性を秘めている「立朗式ラップ理論(仮)」を、立朗本人はもとより、木下、編集部、読者の皆さんともどもじっくりと探求していきたいと思う。

 目指せ、おーくせんまん、億千万!


 

「立朗式ラップ理論(仮)」の初心者向け[6つのタイプ分け]
逃げ・先行脚質の馬
「H-L」タイプ
速いペースで先行していいタイプ
「S-L」タイプ
ゆったりしたペースで先行していい
差し・追い込み

脚質の馬
「H-S」タイプ
速いペースで差していいタイプ
「S-S」タイプ
ゆったりしたペースで差していいタイプ
中間の脚質?の馬
「M-L」タイプ
※微妙なタイプなので次号で説明
「M-S」タイプ


 本文中でも触れているが、実際にはこんなに簡単には分けられない。あくまで初心者がイメージするための便宜上のもの。こうイメージするとわかりやすいので、まずはこれを覚え ていただきたい。

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